[Go言語]Beegoフレームワークでアプリ開発 ~チュートリアル2~

[Go言語]Beegoフレームワークでアプリ開発 ~チュートリアル1~の続きです。

学習記事

エラーハンドリング

例外処理を実装してみましょう。

参考

エラーをキャッチできると予期しない動作を防いだり、デバッグに使えたりして便利です。

Controllerに以下のファイルを作成します。

ここには、エラー情報を登録しましょう。

例えば、404エラーををキャッチしたい場合は、Error404関数を呼び出せるようにしました。

続いて、firstcontroller.goに、GetStudent関数を追加しましょう。

すごくわかりずらいのですが、this.Abortには、”Generic“を指定してください。これで、「ErrorGeneric()」を呼び出すことが可能になります。

公式

From the example we can see that all the error handling functions have the prefix Error,the other string is the name of Abort,like Error404 match Abort(“404”)

ErrorGeneric関数だけとりあえず実装してみました。余力がある方は、他の関数も実装してみてください。

続いて、RouterにGetStudent関数をマッピングします。

次にmain.goに、ErrorControllerを登録しましょう。

最後にエラーを表示させるためのテンプレートを作成しましょう。

動作確認をしてみましょう。

「http://localhost:8080/student?id=4」にアクセスしてみます。

キャッシング

Beegoは、memoryキャッシュが使えます。

Dockerfileにモジュールを追加します。

Dockerコンテナを一度止めて、コンテナをビルドしましょう。

キャッシング用のContorollerを作成します。

プロジェクト起動時(bee run)に、foo(key) と bar(value) をキャッシュする処理を追加します。

routerにマッピング処理を追加します。

http://localhost:8080/getFromCache にアクセスしてみましょう。

「Hello bar」と表示されたので、成功ですね。

管理画面機能

Beegoには、管理画面機能がついています。

管理画面機能はデフォルトでは無効になっているので、有効にしましょう。

「AdminAddr」には、コンテナ名を指定します。

また「8088」ポートが通信できるように、docker-compose.ymlファイルに設定を追加しましょう。

localhost:8088でアクセスすると管理画面を表示できるようにしました。

動作モード

Beegoは、デフォルトでは開発モードで起動します。

本番用に設定したい場合は、次の設定を行って下さい。

Nginxの導入

最後にNginxを導入してみましょう。

appフォルダと同じ階層に nginx フォルダを作成してください。

uwsgi_paramsは、公式の設定例をそのまま書きます。

beego_nginx.confには、nginxの設定を書き込みます。

次にdocker-compose.ymlファイルにnginxを追加しましょう。

ここまで完了したら、コンテナを立ち上げなおしてみましょう。

Nginxは、ポート番号80番で接続できるようになっているので、localhostで繋がるはずです。

あとがき

Beegoのアプリケーション開発基礎編については、以上です。

いかがだったでしょうか?

BeegoもDjangoと似たような作りで実装できるので、私にとってはとっつきやすかったです。(個人的には、Djangoの方が好きですが)

これで、Go言語を使ったアプリケーションを開始することができるはずです。

是非、色々なアプリ開発に挑戦してください!

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