業務未経験のプログラマが最初に参画した開発現場の話

こんにちは。KOUKIです。

私は、プログラマ兼SEとして3年間、派遣エンジニアで生計を立てています。

仕事は、主にWeb系のシステム開発です。

今はある程度、開発の流れがわかってきて、仕事に余裕がでてきました^^

しかし、一番最初に「未経験」で参画したプロジェクトは、不安でしょうがなかったですね^^;

今日は、未経験で開発職を目指されている方向けに、実際の開発現場がどんな感じなのかお伝えできればと思います。

参画したプロジェクトについて

私が最初に参画したプロジェクトは、社内ワークフローの開発業務でした。

開発の目的は、「業務手続きの電子化」です。業務の中で発生する様々な手続きをWeb上で実現する開発に取り組みました。

例えば、出張を行うときに、Web画面上で出張手続きを行いますよね?あれです。あるいは、備品を購入するときでもいいです。とにかく「何らかの申請をWeb上で行えるようにする」ことをやっていました。

開発メンバーは、20人ほどでしょうか。殆どが、お客様先の社員とそのグループ会社の社員で構成されています(>x<)

メンバー構成
・プロジェクトリーダー: 1名
・プロジェクトリーダー補佐: 2~3名
・開発リーダー:3名
・開発メンバー:10名
・テスター:3~5名

ちなみに、年収は、420万円ほどでした。

担当業務

私は、社内ワークフローシステムの中で、海外出張系の画面開発を担当しました。

20種類以上ある画面の中で最大規模です。

ただの派遣」に最大規模の画面の開発をさせるとは、今思えば特殊な現場でしたね。そのおかげで、スキルアップにつながりましたけども。

担当工程は、詳細設計書の作成からです。

担当した工程
・ 詳細設計書作成
・ 実装
・ テスト仕様書作成
・ テスト

派遣と聞くと「スキルアップできない」と思われるかもしれませんが、それは「先入観」です。実際はスキルアップ可能です。

大変だったこと

私がプロジェクトに参画した時から、プロジェクトは荒れていました

仕様は決まらない、システムの速度は遅い、開発メンバーは荒れるなど、色々な出来事に遭遇しました(懐かしい)。

特に大変だったことは、プログラムの実装ですね。

開発未経験でしたので、「どうやって実装したらいいかわからない」状態でした(しかも、開発規模が一番大きい)。

言語はjavaScriptで、ある程度は書籍で勉強していたのですが、実務ではあまり役に立ちませんでした。

サンプルコードを試行錯誤して動かし、「感じを掴んでいく」みたいなことをずっと繰り返していました。

試行錯誤の内容
・サンプルコードをコピーして、自分のテキストエディタに張り付ける
・画面に表示させて動きを見る
・ソースコードを少し変えてみる
・動くのを確認したら設計書通りに実装してみる
・わからないことがあったらプロパーに確認する

効率悪そうですよね?

しかし、この方法でプログラム実装の壁を乗り越えました。

プログラミングの学習は「アウトプット」が重要で、書籍を読むだけではなく、実際に「自分でプログラムを組む」ことでスキルを上げることができます。

私は、仕事の中で自然とアウトプットができていたのです。

この経験から言えることですが、有効な学習方法としては、「書籍を読む -> 書籍のサンプルコードを写経する -> すこし動作を変える -> 自分でプログラムを組む」の流れで勉強すれば確実にスキルが伸びます^^

特に初学者の場合は、「書籍を読む」で終わりにする方もいるらしいので、お気を付けを。

私も現場に入る前は、「書籍を読む->サンプルコードを写経する->書籍を読む->サンプルコードを写経する」の繰り返しで、インプットしかしていませんでした^^;

プロジェクトを終えて

社内ワークフロー開発プロジェクトに参画して1年後、無事にリリースできました^^

はじめてのリリースは、感慨深かったですね。

顧客システムなので、私がそのシステムを使うことは一生ないのですが、開発の最初のキャリアとしては悪くなかったです。

その後は、SharePoint開発案件、プラットフォーム開発案件などに携わることができています^^

おわりに

書籍で勉強することも大切ですが、やはり「現場で経験を積む」ことの方が大切です。

何故なら、自己学習より「何十倍」も成長するからです!

その為、もし開発職を目指されているのであれば、雇用形態に囚われず、チャンスがあったら飛びついたほうがいいと思います

私のように派遣であれば、開発案件に参画することも難しくはありません。

もし今の自分のスキルに不安があるなら、ITスクールに通うのも手です。

とにかく、できるだけ早く行動されることをお勧めします^^

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