私は、普段プログラマ兼SEの派遣エンジニアとしてシステム開発業務に従事しています。
今日は、私が仕事でメインに使っているPythonについて、ご紹介したいと思います。

私は、Pythonを推します!
<目次>
Pythonとは
最初にPythonについて少し触れておきたいと思います。
WikiによるとPythonとは、汎用のプログラミング言語とあります。
Python(パイソン)は、汎用のプログラミング言語である。コードがシンプルで扱いやすく設計されており、C言語などに比べて、さまざまなプログラムを分かりやすく、少ないコード行数で書けるといった特徴がある
Pythonは、様々な分野・開発で用いられています。
例)
・データ分析(ビックデータ)
・AI・機械学習
・Webアプリケーション開発(フロントエンド・サーバーサイド)※1
・Webスクレイピング
・Windowsデスクトップアプリ(GUI構築モジュールまである)
※1 Pythonは主にサーバーサイドで用いられるプログラミング言語ですが、DjangoなどのWebフレームワークを持ちいた開発では、フロントエンド側でも活躍します
つまりは、Pythonを学ぶことで汎用性の高いスキルを身につけることが可能になります^^
有名どころですと、以下の開発にも用いられたすごい言語です。
・YouTube
・Instagram
・Dropbox

仕事でPythonを使っていますが、書いていて楽しい言語です。
Pythonの特徴
Pythonの特徴を挙げると次のようになります。
特徴)
・動的型付け言語
・学習コストが低い
・オブジェクト指向言語
Pythonは、学習コスト(習得にかかる時間)が比較的低い、オブジェクト指向言語です。
Web系のエンジニアを目指すのであれば、HTML, CSS, javaScriptの次に勉強しておいて損はない言語であると確信しています。
Pythonは、「文章のようにPythonを書く」とも称される様に「読みやすさ」に重点を置いた言語でもあります。
例えば、次のように書きます。
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def greeting(name, feel): print(f'Taro: Hello, {name}, How are you?') if feel: print(f"{name}: Great, I'm fine thank you!") else: print(f"{name}: No, I'm not feeling") print("Taro: Really? That's too bad!") if __name__ == '__main__': greeting('Mika', True) greeting('Manabu', False) |
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# 実行結果 Taro: Hello, Mika, How are you? Mika: Great, I'm fine thank you! Taro: Hello, Manabu, How are you? Manabu: No, I'm not feeling Taro: Really? That's too bad! |
他の言語と違いPythonの関数は、「:(コロン)」で改行します。「{}(中括弧)」に慣れている開発者にとってはとっつきにくいかもしれませんが、慣れると結構書きやすく感じると思います。

この記述方法が、結構好きですね。
Pythonを学ぶメリット
現状、日本ではPythonの開発案件はそれほど多くありません。私の所属する「リクルートスタッフィング」でのPythonの求人数は、「94件」でした。
※8月、かつ、関東案件のみ
同じ条件でJava案件を検索すると「498件」あります。
その差は、「5倍」近くになります。
では、プログラマ未経験者が「Java」と「Python」のどちらかを学ぶとしたら、どちらを学ぶべきでしょうか?
答えは「Python」になります。

あくまで私の個人的な見解になりますが…
私が考えるPythonを学ぶメリットは次の通りになります。
・AI・機械学習の発展による案件の増加
・Web アプリ開発の主要言語として採用される割合が増してきている
・JavaからPythonに置き換える案件が増えてきている
・スクリプト系言語のため、開発案件に参画しやすい
・比較的「モダン」な開発現場に参画しやすい
・専門性が身に付きやすい
現場感覚だとPythonは「これから伸びていく言語」として、十分期待できる言語です。
また、専門性技術(AI・機械学習・ビックデータ)関連の案件に参画できる可能性がJavaよりずっと高いので、「プログラミング能力+専門スキル」が身につけられる案件に参画しやすくなります。
それに、Javaはレガシーシステム(十数年前に作られたシステム)の機能追加・保守などの案件が多いので、未経験者で運よく案件に参画できたとしても自分が望むスキルアップが難しいかもしれません。一方、Pythonは比較的新しい技術環境で仕事ができるケースが多いです^^

ただし、正社員就職だと案件ガチャになりやすく、希望の仕事につくのが難しくなる傾向がありますね。
Pythonのお勧め教材
洋書で学ぶことができれば「英語力+プログラミング力向上」の相乗効果が望めます。
しかし、最初は日本語で学んだほうが効率がいいかと思いますので、私が学習したことがある教材を初学者向けにいくつかピックアップします。
1.入門 Python 3
有名なオライリーが出しているPythonの入門書です。前提知識を必要としていないので、初学者の方でも読み進められると思います。
2. Head First Python 第2版 ―頭とからだで覚えるPythonの基本
こちらもPythonの入門書です。前半でPythonの基礎や特徴を一通り学習し、後半でFlask(Webフレームワーク)を用いたWebアプリケーション開発を学べます。
3. 退屈なことはPythonにやらせよう ―ノンプログラマーにもできる自動化処理プログラミング
こちらもPython入門書ですが、他の2冊と少し毛色が変わります。Pythonによる「作業自動化」について重点的に学べる内容になっており、「Pythonの基礎+作業効率化手法」を学びたい方に向いています。
私の場合は、1 -> 2 -> 3 の順番で学習しました。
プログラミング学習は、独学ではなかなか難しい部分もあるので、一回で覚えようとはせず、3冊を繰り返し読み込んで、少しずつ覚えていくといいかと思います。
Pythonの基礎を覚えたら後は、Djangoを覚えるとGoodです^^
あとがき
Pythonは、飽きっぽい私が何年も学習し続けられた「面白い」言語です。
Pythonを使って、GoogleHomeアプリやLineボットアプリなども作りました。それに、仕事の相棒でもあります。
しかし、Pythonは奥深い言語で、私自身まだまだ勉強しなければならないと感じています。
一緒に頑張っていきましょう!本記事が皆様の参考になれば、幸いです^^
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