派遣プログラマってどうなの?

「派遣プログラマってどんな感じ?」とよく聞かれるので、ざっくりまとめてみました。

タイムスケジュール

KOUKI
KOUKI

私の一日のスケジュールです!

08:30 出社
08:30 – 08:45 プチミーティング
08:45 – 12:00 プログラミング、デバッグ
12:00 – 12:45 お昼休憩
12:45 – 13:45 打ち合わせ
13:45 – 17:15 プログラミング、デバッグ
17:15     帰宅

朝の15分間、チームメンバーと進捗確認及び情報共有を行ってから、自分の作業をもくもくとやっていく感じです。

派遣で働いているため、ほぼ定時帰りができますね。

パソコンに向かって作業することが大半で、同僚との会話は1日1時間にも満たないことが多いです。
※設計書レビューがあるときは、もう少し会話します^^

派遣プログラマの感想

派遣ってなんかマイナスのイメージがあるのよね。

A子
A子

派遣プログラマのイメージはこんな感じでしょうか。

・相談できる相手がいなさそう(孤独)
・給料が低そう
・スキルが身につかなさそう

そんなことはありませんよ^^その理由をこれからお話しします。

勘違い1: 相談できる相手がいなさそう(孤独)

派遣社員の立場やタイムスケジュールから「孤独なんじゃないの?」と思われたかもしれませんが、特に孤独は感じたことはありません。むしろ、人間関係の「シガラミ」がないので、働きやすいです。

私の就業場所は派遣スタッフが多いので、「派遣であることに対して不当な扱いを受けている」といったことも特にありません。

仕事で困ったときには、プロパー(派遣先の社員)や派遣元の営業に気軽に相談できる環境です。

請け負い契約のフリーランスだとまた違ってくるかもしれませんが、現場に入ってしまえば意外に何とかなります。

メーカーの子会社なんかおすすめです。穏やかな人が多い印象です^^

勘違い2: 給料が低そう

IT派遣だと時給が「2000円」を超えるので、給与は低くありません。

私の場合だと時給3200円(システム開発経験2年)で働いて、月給50万なので割と高めです。

正社員時代だと年収290~350万程度だったので、派遣社員のほうが高いくらいです。

勘違い3: スキルが身につかなさそう

KOUKI
KOUKI

これが一番の勘違いかもしれません。

スキルは、身に付きますよ。※ただし、ある程度努力は必要

派遣社員は単純作業のイメージを持たれやすいですが、IT派遣であれば、スキルアップのチャンスが至る所に転がっています。

例えば、私は化学系の工場で働いていた時は、「1日2000個の部品を作る」という仕事をしていました。契約上、部品を作ることが私の「仕事」であり、完全に手順化された仕事の中で業務改善する余地もなく、もくもくと部品を作っていました。

このような業務の場合は、スキルを身につけることができないです。何故なら決められた枠組みの中で、単純作業しかしていないからです。

一方、IT派遣は「パソコン」という武器が与えられます。これがあればスキルアップのチャンスが無数に存在します。

例えば、「テスター」として、現場に入ったとします。

テスターとは、テスト仕様書に従ってシステムの挙動をチェックする人ですね。

普通テスターは、テスト仕様書の項目に沿って、「手動」でテストを行うと思います。そして、エビデンスをペタペタとExcelに貼り付けていきます。

この様な業務の場合は、業務経験が蓄積されず、スキルアップができません。既に決められた仕組みの中で行われる単純作業に過ぎないからです。

こういった状況から脱するための手段の一つとして、「自動化」を取り入れます。

例えば私の場合だと、「Selenium」というテストフレームワークを使って、UI画面のテスト自動化を行いました。今まで手動でテストしていた部分を全て「自動化」したわけですね。自動化することにより既存の仕組みを改変し、業務効率化に繋げることができました。

Seleniumの実装は、ある程度プログラミングの知識が必要になってきますが、学習コストが低いフレークワークなので、覚えやすいです。

メリットもたくさんあります。

・ 画面遷移確認、UI設置ボタンクリックなどの単純なテストを自動化
・ 画像エビデンスを取得
・ 実装に変更があっても人の手でやり直さなくてよくなる(テスト工数が減る)

手順としては、簡単なデモを作って、「こんなツールがあるのですが、取り入れてみませんか?」とプロパーさんに提案します。Selenumを知らないお客様の場合は、「おおー」となりますので、すかさず上記のメリットを伝えます。

そして、「私に担当させてください(にこ)」と提案します^^

こうすることで「スキルアップできる仕事」を獲得します。この様な小さな提案を積み重ねていくとどんどん仕事を任せていただけるようになります。

最終的に私は、3年の派遣機関で以下の仕事を経験しました。

・基本設計書作成
・詳細設計作成
・システムアーキテクトの提案
・プログラム実装
・単体テスト(テスト自動化含む)
・結合テスト(テスト自動化含む)
・システム本番導入

上流から下流まで経験することができました^^

もちろん、沢山勉強する必要があります。インプットがなければ、提案ができませんからね。

お勧めなのは、平日や休日の勉強をすべて「インプット」に回して、仕事中に「アウトプット」に専念することでしょうか。仕事に関連する知識の定着率はかなり高いです^^

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まとめ

・ プログラマの1日は喋らないことが多い(日によっては、たくさん喋る)
・ 派遣プログラマは基本的に楽
・ 派遣スタッフとして働いても孤独を感じない(むしろ、人間関係の煩わしさがない)
・ 給料が高い案件が豊富(時給2000円以上が相場)
・ 努力すれば、スキルアップ可能なポジション

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