日本株を買うときのチェックリスト(2019年度版)

日本株を買うときに気をつけているポイントを纏めてみました。

参考書籍

前提条件

  • 分配金目当てで日本株を購入する
  • SBIネオモバイル証券 を利用する
  • 購入した株は含み損が出ても売らない

チェック1: 配当利回り

税引後の配当利回りは、3%以上を狙って購入します。

例えば、ソニーの株を購入してみたかったのですが、配当利回りが低すぎたので、購入していません。

ソフトバンクは、配当利回りが高いので、購入候補です。

チェック2: 株の値段

株が割高か割安かを判断するのに3つの指標を使います。

PBR

会社の資産から株価水準を測る方法をPBR(株価純資産倍率)と呼びます。

PBR -> 1株当たりの資産の何倍まで買われているか
計算式: 株価 / 1株当たりの純資産

PBRは、会社が仮に倒産した時、株主にどれだけ取り分があるかを示した数値です。PBRの数値が低いほど割安ということになり、もし1倍未満ということになれば、株価は底値圏にあるという見方ができます

ソフトバンクだとPBRが1.35倍(2019年8月現在)です。KDDIだとPBRが、1.40倍なのでどちらも割安ですね。

KDDIは、利回りも4%台で高いです^^KDDIも購入候補です。

PER

PER(株価収益率)は、株価に大きな影響を与える業績の動向(利益)を株価水準のモノサシにしたものです。

PER -> 1株当たりの利益の何倍まで買われているか
計算式: PER = 株価 / 1株の利益

PERが低いほど割安と判断できます。

例えば、ソフトバンクだとPERが7.28倍(2019年8月現在)、KDDIだとPERが、10.18倍なのでソフトバンクの方が割安ですね。

ROE

ROE(株主資本利益率)は、会社が効率的な経営を行なっているかどうかを表す指数です。この数値が高いほど、会社が利益をあげるために効率的な経営を行なっているということになります。

ROE -> 株主資本に対しどれだけ利益が上がっているのか
計算式: 純利益 / 株主資本 × 100(%)

一般的にROEが10%以上が効率のいい経営をしている目安になります。

ソフトバンク(2019年8月)が22.04%、KDDIが15.52%なのでどちらも基準をクリアしてますね。

スクリーニング検索機能

松井証券のスクリーニング機能を使うとこれら3つの指標を条件にした銘柄の絞り込みが行えます。

チェック3: セクターの分散

セクターとは、ざっくり言って「業界」を指します。”金融”とか”銀行”とかです。

1セクターあたり20%程度にしておくと、株価下落による影響を低く抑えることができるそうです。そのため、購入予定の株のセクターが集中しすぎていないかチェックします。

Excelのグラフなどで管理するといいと思います。 私の場合は、情報・通信のセクターが30%になっているので、他のセクターの株を購入して調整する必要があります。

チェック4: 配当金推移

「KDDI 配当」で調べると 参考になりそうなページを発見しました。

KDDIは、「17期連続の増配」しているらしいです。こういう株は、買いたいですね^^これもチェック対象です。

KDDI公式サイトより

企業のIRをチェックすると株の情報を探せると思います。

チェック5: 配当方針

企業の配当方針もチェックします。

KDDIの公式サイトによると配当方針が「KDDIは、2002年度より17期連続の増配を実現しています。配当性向40%超と利益成長に伴うEPS (注1) 成長の相乗効果により、今後も、持続的な増配を目指します。」となっています。

こういう株主ファーストな会社だと投資しがいがありますね^^

チェック6: 株価の推移

株価の推移を確認します。KDDIだと過去5年で以下の通りに推移しています。

みんなの株式より

株価が落ち続けていないかのチェックです。途中、急激な下落を見せても、しばらく経ったらまた株価が上がるかもしれないので、5年くらいのスパンで株の変動をチェックしましょう。

チェック7: 企業の体力

自己資本や売上高をチェックしましょう。

KDDIの場合は、総資産「7,330,416百万円」、自己資本「4,183,492百万円」で、自己資本率が「57.1%」です。体力があり、安定していそうですよね^^

EPS(一株当たり利益)も年々増加してますし、KDDIは買いですね。持っておいて損はないと思います。

おわりに

簡単なチェックリストを作りましたが、まだまだ投資は素人なので、これからも改善していこうと思います。(投資は自己責任でお願いします)

投資も「経験」が大切だと思うので、予想を立てる->株を購入する->結果を確認する->分析を行うを繰り返して、より制度の高い予測ができるようになりたいと思います。

日本株は、普通100株から購入できますが、SBIネオモバイル証券 を利用すると500円くらいから購入できます。

よかったらぜひ試してみてください^^

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