転職についての私の見解を書きます。
転職はするべきなのか?
結論を言うと「人それぞれ」だと思います。
「何を言っているんだ」と思われるかもしれませんが、事実なのでしょうがないです。
転職するべき人、するべきでない人の2パターンあるとします。
転職するべき人は、以下のパターンに当てはまる人だと考えます。
※あくまで私個人の見解です
- 年収が低い(250万円以下)
- 将来性・汎用性がない仕事かつ、単純作業しかやらない
- 職場の人間関係が悪い
他にも「やりがい」なんかも当てはまりそうですが、正直、年収が高ければやりがいは関係ないと思っています。プライベートを充実させてバランスを取りましょう。
私の場合(実話)
私は、現在30歳ですが、20代の時に派遣を含めて、3回ほど転職を経験しています。
転職したかったわけではありませんが、大学を中退してしまったので、「手に職つけたい」という思いから、スキルアップのために転職を繰り返しました。
大学を中退して最初の仕事は、派遣スタッフとして化学系の工場でフィルムの製造を行うことでした。
ここでは、3年間務めました。
契約満了でやめる時に、3年間働いて得た知識や経験は、他の工場では活かすことが難しいと気づきました。
私はフィルムの製造・研究開発補助をしていましたが、住んでいる地域、かつ近場には、経験が活かせそうな工場はありませんでした。
そして、仕事を探すも「新人」扱い、かつ、給料が初任給並みの就業条件を提示される訳です。(提示額は、約240万くらいでしょうか)
「知識や経験が積みあがっていない(評価に値しない)」という状況に陥っていたわけです。汎用性のない仕事でもありました。
この3年間は本当に無駄だったと今でも思いますし、もっと早く行動に移れていればと悔やんでいます。
次に働くところは、仮に転職することになっても知識や経験を生かせそうな分野で就業したいと思い、IT業界を選択しました。
この業界のいいところは、学んだ知識が他の業務でも活かせる確率が高いところです。
例えば、ネットワーク関連の業務経験を積み、次にシステム開発職に就いたとしても、ネットワークの知識は開発に活かすことができます。
前置きが長くなってしまいましたが、「派遣社員で化学系工場に勤務」するという状況はまさに「将来性や汎用性がない仕事」だったわけです。
※正社員だと話は違ってくると思います
この経験から私はさらに転職を重ねることになります。
化学系工場の派遣スタッフからヘルプデスクへ(24歳)
-> ヘルプデスクからPCの運用保守へ(26歳)
-> PCの運用保守からシステム開発職へ(28歳)
20代で転職3回は、「ジョブホッパー」扱いされます。日本だと特に厳しいです。
転職はできればしないほうがいいです。
しかし、知識や経験が積みあがらないと結局どこにも評価してもらえない状況になりますので、この場合は、「転職したほうがまし」というのが私の個人的な見解です。
ただ、昨今は、転職が当たり前になりつつあるので、ジョブホッパーであっても書類選考が通りやすくなりました。上場企業の書類選考も普通にパスします。
転職しなくてもいい人
逆に転職しなくてもいい人は、以下に当てはまる人だと考えます。
- 給料が高い
- スキルアップができる
- 職場の人間関係が良好
給料が高ければ、投資に回して不労所得を得る努力をしてください。
スキルアップできるのであれば、将来仕事に困ることはないでしょう。
職場の人間関係は良いに越したことはありません。
私は、以前、精神がおかしくなっている先輩の元で仕事をしていたことがあり、鬱病になりかけました。やばいところはさっさと逃げましょう。
体が資本です!
転職のやりかた
○転職の心構え
転職が初めての人は、何をしたらいいかわかりませんよね。
正社員就業を目指すか、派遣で経験を積むかなど、色々と悩むと思います。
ただし、もし可能であれば、「次の職場を決めてから辞める」というルールを持って欲しいです。加えて、「6か月間の生活費」くらいの貯金をしておいた方が無難です。
職歴の空白期間は企業が気にします。私は、中退してから8か月ほど無職でしたが、面接時にその空白期間を問題視されたことがあります。
10年たった今では、特に何も言われなくなりましたがw
「鬱病」になりそうであれば、やめてから探してください。健康でいることの方が大切です。
在籍中に転職先を探すメリットは、焦りがないことです。
転職先の企業を冷静な目で判断できます。
仮に焦って転職先を決めて、転職先がもしブラック企業だった場合、再度転職しなければいけなくなり、無駄な経歴が増えてしまいます。
ただし、仮に勢いで仕事を辞めてしまっても、貯金があればあまり焦らずに済みます。
とはいえ、「仕事があると面接にいけないじゃないか」と思われるかもしれません。
大丈夫です。大抵の企業は、「19時面談開始」で調整できます。
19時開始でも難しい人は、「有給」を使ってください。職場の嫌な先輩に嫌な態度をとられるかもしれません。
大丈夫です。やめたら関係ありません。^^
19時の対応も有給取得も難しい場合は、「派遣」はいかがでしょうか。
「派遣」なら一度客先へ職場見学に行けば、OK/NG がすぐにわかります。
普通の正社員面接だと2~4回の面接があるので、何度も有給を取ることが難しい場合は、派遣で1年~経験を積んで、その後就職活動をするのもありです。派遣であれば、休みはすごく取りやすいです。
※あくまで個人的な意見です
ただし、「ストーリーを作れるか」という観点で派遣になってください。
具体的には、以下のような感じです。
「運用管理業務に従事しておりましたが、元々システム開発アプリを通じて、世の中に価値を提供できる人材になりたいと思っていました。その為、開発経験を積むために派遣形態で働き始めました。1年間、開発の経験を積みましたので、長期雇用の観点から正社員就業を目指しています。」
いかがでしょうか。面接官も結構納得してくれます。
ただし、派遣就業の絶対条件は、「スキルアップできること」です。これさえ守っていれば、次に繋がります。
○転職サイト
転職するには、道具が必要です。
以下の転職サイトに登録しましょう。
- リクナビNEXT
- Doda
- Green
- @type
Web系企業への転職を希望される場合は、Green がお勧めです。それ以外なら、リクナビNEXTやDoda、@type の求人でカバーできます。
また加えて、転職エージェントにも登録しましょう。
転職サイトを活用すると以下のメリットを享受できます。
- 給料の交渉や、面談の日程調整などの代行
- 非公開求人の紹介
- 無料で利用可能
転職エージェントは、転職成功報酬として、転職者の年収の何十%かを企業に請求します。その為、我々は無料で利用できるわけです。
○退職のタイミング
もし内定が出た場合、長ければ3か月ほど待ってもらえますが、待ってもらえないケースもあるようです。自社の就業規則を確認し、何か月前に退職願いを出さなければならないのか、転職活動中に確認しておきましょう。※一般的には、1か月前を課している企業が多いようです
おわりに
私は、スキルアップのために転職を繰り返してきましたが、正直そんな転職したいわけではありませんでした。
転職してよかったと思うところもあれば、その逆もありますし。
次の転職では長く働けるかどうかを重点的にチェックしたいと思います。
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