ITエンジニアを目指そう!

2019年8月8日。今日も暑いですが、頑張りましょう。

はじめに


個人的な意見ですが、IT業界はシステム開発職につければ、とても稼ぎやすい職種だと思います。

私は、現在30歳で派遣SEとして働いていますが、時給3200円のそこそこモダンな開発環境で仕事ができています。

<開発環境>
– Python
– Django(Webフレームワーク)
– javaScript
– jQuery
– Docker
– Linux
– PostgreSQL
– Redis
– VirtualBox
– GitLab

顧客のサブシステムをつなぐプラットフォームの開発を行っており、基本設計以下の工程から、実装、テスト、本番導入まで幅広く経験しています。

よく「派遣はスキルアップできないんじゃないの?」と聞かれますが、そんなことはありません。日々、学習を積み重ねて、毎日一歩ずつ足を前に踏み出せば、必ずスキルアップできるチャンスがやってきます。

私は、薬学部を3年次頃に中退した経緯があるのですが、ITについては専門外で、何の知識も持ち合わせておりませんでした。

そんな私でも、長い年月(約7年)をかけて、現在のような開発案件に携われているのですから、努力を積み重ねることさえできれば誰にでもできると思います。

とはいっても7年は長すぎですよね。「7年かぁ~~~」と気持ちが挫けてしまいそうになると思いますが、安心してください。

私は、「独学」で、「誰の力も借りず」、「一個人」として、この道を歩んできました。
その中には、無駄なことや失敗したことがたくさんあります。

これから私が経験してきたこれらのことを皆さんにお伝えし、皆さんが少しでも参考にしていただければ、7年も必要ないと思います。

やること


今日は、これだけ覚えていってほしいことを以下に記載します。
※失敗・無駄だったことについては、別の機会にお伝えします

  • ITエンジニアになって、何をしたいか考える
  • 自己学習の最適な方法
  • 就職するタイミング
  • 資格・ポートフォリオ必要論

尚、「IT業界未経験者」向けの記事になっております。

ITエンジニアになって、何をしたいか考える


ITエンジニアといっても、「Webエンジニア」、「ネットワークエンジニア」、「DevOpsエンジニア」、「運用エンジニア」など、職種が多岐に分かれています。

ポジション的にも、プロジェクトマネージャー、システムエンジニア、プログラマ、運用保守、ヘルプデスクなど、色々あります。

まずは、「自分が何をしたいか」を考えましょう。

「便利なアプリを作って、世の中の人を幸せにしたい」ということであれば、アプリ開発者を目指せばいいし、「大規模なネットワークを構築ができるようになって、ITインフラを提供したい」ということであれば、ネットワークエンジニアを目指せばいいと思います。

「特に目指したいものがない」という人は、とりあえず、「IT業界で働く」を目指せばいいと思います。

働いていく中で、やりたいことを探してください。ひとまず、動くことが大切です。

また、この方向性は「とりあえず」で問題ありません。アプリ開発者を目指すと決めたものの、やっぱりネットワークの方が性にあっているとなった場合は、そっちに方向チェンジしてもいいと思います。
他の業界とは違って、IT業界の知識の汎用性は半端じゃないので、学んだ知識は他のポジションでも生かすことができます。

最終的には、「専門性」を身に着ける必要があるため、どこかの知識は尖がらせる必要はありますが、初期の段階で固定する必要はありません。気楽に行きましょう。

方向性が決まれば、次は自己学習の段階に入ります。

自己学習の最適な方法


自己学習で行う最適な方法は、「ビデオ学習」です。

具体的にいうと以下のサイトがお勧めです。

udemy
ドットインストール
「YouTube」

あと、動画ではないのですが、「Qiita」もオススメしています。

「何故、ビデオ学習なのか?」という疑問にお答えします。
ビデオ学習は、効率がいいからです。

書籍で勉強すると以下の問題に悩まされます。

・書籍代が高い(2000円~5000円)
・書籍に記載されているサンプルコードが動かない
・本が分厚い、重い
・本を開きながらのパソコン操作はめんどくさい
・不明点を質問できない

ビデオ学習であれば、この点は払拭できます。

得にudemy がお勧めです。セール時には、最安で「1200円」から学習教材が売らせており、30日間以内なら全額返金保証付きです。

セールは、頻繁にやっているので、タイミングを見つけて購入してください。
大型連休前とか、セールになりやすいです。

また、講義の中で使ったサンプルコードは、教材として普通に配布されているところが多いです。更に、不明点はudemy講師に質問できます。

コスパよすぎです! 友達とシェアするのもいいのではないでしょうか?

日本語の講義は少し少ないですが、十分学習できるレベルです。また、英語の勉強も兼ねて、英語の講義を受けてみることをお勧めします。一挙両得を狙えますね。

私は、システム開発職なので、プログラマの視点で学習順序を書いてみました。
※用語がわからなくても今は問題ありません。

  1. HTML を学ぶ
  2. CSS を学ぶ
  3. javaScript を学ぶ
  4. PHP を学ぶ
  5. Webサーバーを学ぶ
    ※もちろんこの順序・技術じゃなくてかまいません。筆者は、Pythonをお勧めします

上記の知識が揃えば、普通にWebサイトを構築できます。

udemyの講義には、上記全ての内容が含まれている「フルスタック」な講義があるので、そちらを受講すればいいと思います。

ビデオ学習でも人によっては、ハードルが高いかもしれません。

その場合は、ITスクールに通うのもアリです。

私は、「Winスクール」と「インターネットアカデミー」の2社に通ったことがあります。

インターネットアカデミーは自腹で「70万」、Winスクールは会社の研修で受講できたので、「無料」です。

インターネットアカデミーでは、「HTML/CSS/javaScript/PHP」のコースを受講しました。70万は高かったのですが、現在の年収(600万)を鑑みると元は取れていると思います。

ITスクールの良いところは、「最速」なところです。不明点をガンガン講師に質問できるので、効率がいいです。就職のサポートもしてくれます。挫折にも強いです。

Winスクールは、「裏ワザ」を使いました。私は、「株式会社テクノプロ テクノプロ・IT社」という特定派遣事業会社の元社員です。この会社は、Winスクールを子会社として持っており、社員は「無料」で受講可能です。

特定派遣というのは、派遣元(テクノプロ)と雇用契約を結び、顧客先に派遣就業する形態のことで、派遣と違って仕事がないときでも給料が発生します。

まぁ、実質派遣なんですけどねw

就職するタイミング


今すぐ派遣登録して、IT業界に入ってください。
この業界は、経験が全てであり、一歳でも若いうちに経験を積むことに全力を注いでください。経験が積んでしまえば、学歴はそれほど関係なくなります。

私のお勧めは、「株式会社テクノプロ テクノプロ・IT社」で経験を積むことです。この会社は「未経験」の場合は、すごくコスパがいいと思います。

まず、入社難易度が低いので、入社しやすいですw

おすすめしている理由は、「IT業界の経験を積める」、「Winスクールの無料受講」です。

この業界は経験が全てなので、普通の会社に面談で行っても受かる可能性は低いです。また、仮に入れたとしても希望にそぐわない案件(ヘルプデスクや運用)に、アサインされる可能性がかなり大きいのです。

会社としては、未経験の人にシステム開発をやらせられないというのはわかるのですが、「将来性のない仕事をやらされてもねぇ」っていう感じになります。

しかも、正社員入社の場合は簡単にはやめられず、やめすぎると「ジョブホッパー」の烙印を押され、ますます就職できなくなるという悪循環に陥るわけです。

その点、特定派遣は、派遣元の正社員でありながら、派遣先と「派遣契約」を結んでの3か月ごとの契約なので、最悪の場合、営業に粘り強く掛け合えば、案件を変えてもらうことは可能です。

要するにリスクが低いのです。我々が一番回避しなければならないことは、「若い時の時間を何のスキルアップもできない案件で浪費する」というこの一点です。

また、Winスクールを無料で受講できることはメリットが大きですよね。週末に時間を取って、Winスクールの興味のある講義を受講することが可能です。

ただし、新卒であれば、DeNAなどの技術力のある会社に正社員で入社してください。人脈が広がるでしょう。

転職組は、「テクノプロに入る」-> 「派遣になる」 -> 「正社員 or フリーランスになる」の経路でいいかと思います。

何故、テクノプロをやめたかというと、「自分で案件を決められない」という一点に尽きます。あと派遣の方が、給料がいいからです。

必要最低限の経験・知識を身に着けたら、よりよい環境を求めてステップアップしましょう。

資格・ポートフォリオ必要論


最後に資格・ポートフォリオの必要性の有無ですが、どちらも「必要」です。

資格については、「必要ない」と言う人がよくいますが、多分その人と「ステージ」が違うのだと思います。

必要ないといってくる人は、たぶん、元々 IT のバックグラウンドを持っていて、かつ、新卒で DeNA などの大手企業で、最先端技術を習得してきた人たちだと思います。(偏見でしょうか?)

しかし、知識なし・経験なしの私たちにとって、企業にやる気をアピールするのに、資格はとても役に立ちます。

私は、運用保守時代に「HTML5プロフェッショナル認定試験」と「PHP技術者認定試験」の2つを取得しました。その資格をアピールして、テクノプロに入り、さらに派遣先にも同様のアピールをして、「開発案件」をもぎ取りました。

しかも、資格学習を通して必要な知識が身につくのですから、取得しないメリットがあまりありませんでした。

今は、ある程度開発経験を積んできたので、その経験をもとにアピールができます。その為、「資格は必要ない」といっていますw
しかし、本当に何もない人にとっては、資格はアピール材料の一つになりえます。

3年ぐらい経験が積めるまでは、スキルアップができる良質的な案件を取るためにも取得しておいた方がいいです。

ポートフォリオに関しても必要かと思います。
私自身は、ポートフォリオとしては、インターネットアカデミー時代に作成した「Webサイト」くらいしかありませんでした。

面接で、「具体的にどういったものが作れるの?」といった話になった時に、すごく有効です。百聞は一見にしかず、ってやつですね

また、学習履歴をつけるのもアリです。

私は、Qiita のサイトを利用して、「学習履歴」をつけていますが、これにより書類通過率が格段に上がりました。

企業は、「アウトプットできる人材」を求めている様です。

終わりに


長くなりましたが、皆さんのこれからのキャリア形成に少しでも役立てられたなら幸いです。

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